近海の魚介図鑑
- 神奈川・伊豆の魚介たち
- 相模湾では1,200種の魚類が生息し、東京湾から伊豆半島まで様々な魚が水揚げされます。マリーナ近辺にも水産加工業者や干物の生産業者、漁港が多く点在し、その日に捕れた新鮮な魚が一年中食べられます。湘南サニーサイドマリーナからも近い相模湾・伊豆半島で捕れる魚介をご紹介します。
旬の魚やおすすめの調理方法をチェックして、ボートフィッシングや漁港でのお買い物、漁港直送の新鮮な魚料理を存分にお楽しみください。
- 特徴
- 体長30センチ前後
全体に赤く、体側には濃赤褐色の5~6本の横縞がある。背びれの棘条(とげ)の先が黒い。
- おすすめの食べ方
- 色彩も美しく、食用でも美味なので、高級食材として利用される。骨からいいダシが出るので、潮汁や鍋物で、味も良いので中華料理にも適している。
- 特徴
- 雌90センチ、雄は40センチ
体は細長く、茶褐色。腹側はやや薄く、白い。側線の上方にも白いまばらな斑点がある。白目が大きい。
- おすすめの食べ方
- 淡白で上品な味。透明感のある白身で熱を通しても硬く締まらない。とろけるような食感を楽しみたいなら煮穴子がおすすめ。
- 特徴
- 20センチ前後
巻き貝であるが、巻いた部分がなく1枚の貝殻のようになっている。おおよそ楕円形である。
- おすすめの食べ方
- 噛むほどに味が出てくる高級食材。ほどよい磯の香りがあり、刺身ではコリコリとした食感が楽しめる。バター焼きにすると、深い旨みが堪能できる。
- 特徴
- 35~60センチ
ブリの若魚。出世魚であり地方によって呼び方が異なる。関東では35~60センチ位のものさす。
- おすすめの食べ方
- ブリに比べて脂が少なく、サッパリとした味の美味しい魚。ブリと同じく刺身・照り焼きの他、焼魚・煮物・フライ等でも美味しい
- 特徴
- 25センチ前後
楕円形で銀灰色。全身が円燐でおおわれている。目の後ろの肩の部分に黒い斑点がある。
- おすすめの食べ方
- 旨みが強く干物が有名。生では酢締めが多いが新鮮であれば刺身も美味。
酒蒸しや塩焼きもおすすめ。
味が濃く独特のクセ持ち味。
- 特徴
- 1メートル前後
紡錘形で尾鰭以外の各鰭は小さい。初夏の初ガツオは縁起物として珍重されている。
- おすすめの食べ方
- 叩きのほか刺身も美味。
残ったあらは煮物、皮は酢の物、内臓は塩辛と捨てるところがない。
ゴシと呼ばれる生臭いカツオおいしくないので注意。
- 特徴
- 35~50センチ
細長く、頭は細くとがる。県内にはアカカマスとヤマトカマスがいる。体長、体色、腹鰭の位置などが異なる。
- おすすめの食べ方
- アカカマスは、味や大きさからカマスの中では最も高価。大きいものほど味がよい。干し物は美味で人気が高い。熱々の塩焼きも最高。脂ののっている時期の刺身も美味。
- 特徴
- 50センチ前後
目が大きく金色の瞳孔が特徴。前半身で体高が高く、後半が細い。死後体色が鮮やかな赤色になる。
- おすすめの食べ方
- 縁起物として人気が高い。脂がのっていてとろりとした食感が味わえる。クセがなく、脂からくる甘みが強い。口にした瞬間、たちどころに旨味が広がる煮付けがおすすめ。
- 特徴
- 20センチ前後
外套膜(身体の周り)背側の下に「えんぺら」とに船形の甲を持つのが特徴で名前の由来となっている。
- おすすめの食べ方
- 身はねっとりとして肉厚で甘みが広がり熱を通してもあまり硬くならないため、刺身や天ぷらなどが人気。
墨も塩辛の他、スペイン料理やパスタなどでも使われる。
- 特徴
- 1メートル前後
押しつぶされたように左右に平たい体をしている。砂地になじむ色合いで目立たない。
- おすすめの食べ方
- 白身の高級魚として人気。
刺身や洗いがおすすめだが、その淡泊で上品な味は塩焼き、煮物、天ぷらなどどんな料理ともあう。
- 特徴
- 50センチ前後
紡錘形で細長い、体側中央から下にかけて胡麻状の丸い文様が散らばる。
- おすすめの食べ方
- マサバに比べて身が柔らかく脂の乗りがわるい。ただ一年中味が安定しているためマサバの味が落ちる夏場は人気がある。
味噌煮の他竜田揚げなどがおすすめ。
- 特徴
- 20センチ前後
浅い海に生息する巻貝。殻口硬い蓋を持っているのが特徴。殻に突起があるものとないものが存在する。
- おすすめの食べ方
- 壺焼きにすると磯の香りが広がり美味。新鮮なものは刺身にしても歯ごたえを楽しめる。
独特のくせのある肝の部分にはまる人も。
- 特徴
- 15センチ前後
身体は扁平で殻は硬い。第二歩脚は巨大でのばすと鎌状で鋭いトゲがある。力が強く貝などを割ることができる。
- おすすめの食べ方
- 身はほろほろとしてやや柔らかく、非常に濃厚な甲殻類の旨みがある。
春から夏にかけての子持ちシャコは絶品。
- 特徴
- 10センチ前後
様々な稚魚の総称であるが、食用としては主にイワシの稚魚を指す。生きているときは透明で、死ぬと白くなる。
- おすすめの食べ方
- 釜揚げのほか、ちりめんじゃこなどにして食べることが多い。
ごはんや豆腐や卵焼きなどの他、パスタなどにのせて食べてもいい。
- 特徴
- 25cm前後
体は雌が大きい。 生体の体色は多分に透明色の要素を持つが興奮時には全体的に赤褐色となる。
- おすすめの食べ方
- 夏が旬で「夏イカ」とも呼ばれる。焼くと少し硬く締まり、旨み、甘みが増す。特に皮は味わい深い。
- 特徴
- 20センチ前後
紡錘形で頭部は若干丸みを帯びている。背の中心から尾びれにかけて金色の線がある。
- おすすめの食べ方
- 夏の魚の代表的なもの。
脂ののりがよく、塩焼きにすると絶品。
大き目で新鮮なものなら刺身にしても美味。
- 特徴
- 60センチ前後
多数の吸盤のついた8本の触腕を持つ。柔軟な体を持ち、体表の色を変え擬態することもできる。
- おすすめの食べ方
- 歯ごたえを楽しむなら刺身がおすすめだが、旨みを味わうのであれば茹でるか焼いたほうが良い。
から揚げなども美味。
- 特徴
- 1.5メートル前後
著しく側扁した体をもつ。体色は銀白色で鋭い歯を持つ。体が太刀に似ており名前の由来といわれる。
- おすすめの食べ方
- 年間を通して味は良いが、特に夏に安定して脂がのる。
白身で身離れがいいので刺し身でも良いが、塩焼きがおすすめ。
身の柔らかさと脂の旨み甘みがあう。
- 特徴
- 1メートル前後
左右に扁平な体系。目が両方とも頭部の左半分に偏っている。背鰭、尻鰭が非常に長く身体全体を縁取っている。
- おすすめの食べ方
- 白身魚の中では特に淡白で繊細な味わい。特に縁側(えんがわ)と呼ばれている背びれの付け根の身は、脂ものっていて歯ごたえがある。
- 特徴
- 体長45センチ前後
雌、稚魚は全体的赤色だが、雄は腹の辺りが青黒い。アオブダイの中には毒をもっている種があるので注意
- おすすめの食べ方
- 産地では刺身はもちろん鍋物などにして親しまれている。
伊豆半島、伊豆諸島での開き干しは有名。
- 特徴
- 全長1メートル前後
出世魚であり大きさ、地方によって呼び方が異なる。一般的に80センチ以上のものをブリと呼ぶ。
- おすすめの食べ方
- 特徴
- 2メートル前後
メバチ、キハダ、ビンナガなどの種類がある。本マグロ(クロマグロ)「黒いダイヤ」とも呼ばれる。
- おすすめの食べ方
- 刺身は、今や世界的な人気。トロ部分は絶品。赤身のほか、中落や、カマトロなど部位も楽しめる。
ほほ肉や尾肉は焼いても美味。
- 特徴
- 50センチ前後
左右に扁平な体系。目が両方とも頭部の右側に偏っている。目のないほうの体色が白いのが特徴。
- おすすめの食べ方
- 煮つけが定番だが、揚げても美味。
新鮮で活締された大型のカレイの刺身は濃厚な旨みがあり人気が高い。
- 特徴
- 50センチ前後
紡錘形。背部分に特有の緑青色の斑文があり、腹側にはなく無地の銀白色。目が大きい。
- おすすめの食べ方
- 冬場は脂がのっておいしい。
新鮮なものであれば刺身でも食べられるが痛みが早い。
しめ鯖や塩焼きの他、味噌煮などがおすすめ。
- 特徴
- 4メートルを超える
上顎から伸びる巨大な吻が特徴。大きな目が特徴で名前の由来となっている。他のカジキとは違い腹鰭がない。
- おすすめの食べ方
- 照り焼き、ムニエル、ソテーにして食べられることが多い。
三陸の方では祝い事などの際にマグロの赤身とともに紅白の刺身として食べられる。
- 特徴
- 体長20cm前後
身体は細長く、身体に対して目が大きい。全国的にはニギスと呼ばれる。キスに似ているが別種。
- おすすめの食べ方
- 白身でまったくクセがなく、脂に独自の風味がある。
刺身や天ぷら、また、脂ののった時期は焼いても美味しい。
- 特徴
- 80センチ前後
灰黒色で成長すると赤みがかる。発達していない顎と、大きな目が特徴。大きな目は名前の由来となっている。
- おすすめの食べ方
- 脂の割には淡泊な味で西京漬け、祐庵焼などによく使われる。
刺身の他、焼き物、煮物、鍋、フライなどにしても美味。
- 特徴
- 20センチ前後
目が大きく青く光るのが特徴で名前の由来。アオメエソ、マルアオメエソ、トモメヒカリがこの名で呼ばれる。
- おすすめの食べ方
- 白身で脂の甘みが感じられ、旨みにも満ちている。
骨も柔らかくそのまま食べられる。
から揚げや一夜干しなどがおすすめ。
- 特徴
- 30センチを超える
赤褐色の硬い殻を持ち、触角は長く棒状で硬い。外骨格は硬く,頭胸甲にはとげが密生する。
- おすすめの食べ方
- 究極の味を堪能するなら刺身が一番
お祝いに欠かせない鬼殻焼もおすすめ。ミソの深いコクやプリプリ感も味わえる。
- 特徴
- 9センチ前後
雄の第2脚が長いのが特徴で名前の由来となる。下流・汽水域以外にも河川・湖沼などにも生息する。
- おすすめの食べ方
- 旬は夏から秋
殻が柔らかくから揚げなどにして頭から食べられる。
- 特徴
- 15センチ前後
薄く透き通った赤身を帯びている。6本のひげが長く伸びるのが特徴で正式名称はヒゲナガエビ。
- おすすめの食べ方
- 甘みと旨みが非常に強い。
刺身のほか、塩焼き、天ぷら、フライなどにしても美味。
- 特徴
- 30cm前後
体は紡錘形でやや側扁している。内海で育った個体の体色は金色になり、脂がのり非常に美味となる
- おすすめの食べ方
- 白身魚と赤身魚の中間の身質をもつ味が良い魚。
塩焼きやフライの他、煮物やつみれなどにしても美味。
新鮮なものはたたきや刺身もいい。
- 特徴
- 1メートル前後
体はいわゆる鯛型。体色は光沢のある鮮やかな淡紅色で、青い小斑点が散在する。国内では古来より珍重されてきた。
- おすすめの食べ方
- 脂が少なく淡泊ながら味が濃い。また姿もよいことから人気が祝い事などで人気がある。
塩焼きや刺身のほか鯛飯などもおすすめ。
- 特徴
- 4メートル前後
現在生息している節足動物の中で世界最大。体色は橙色だが特徴的な細長い脚には白色のまだら模様が入る。
- おすすめの食べ方
- さっぱりとしてわずかな甘みが特徴。蒸して食べるのが美味と言われる。
- 特徴
- 60センチ前後
体は紡錘形目と口が大きく発達する。体色は紫がかった茶褐色。背鰭が2基、腹鰭棘が3本などの特徴を持つ。
- おすすめの食べ方
- 鱗は軟らかく大きく取りやすい。皮は厚みがあって強い。
煮つけで食べられることが多いが、刺身や酒蒸しなども美味。
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